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幼児英会話講師 – 21世紀型の 知育の基準を一緒に創りましょう
英語学習を含む 幼児教育業界の労働環境
はじめに – 少し古い数字ですが 2015年 厚生労働省の調査 による 保育士の離職率を見てみると、
私立保育園 では 12%。 公務員である公立保育園も含めた 保育士全体のの離職率は 10.3%。
* 幼稚園教諭免許は 文部科学省の管轄。 保育士資格は 厚生労働省の管轄する福祉分野の国家資格。
全国平均離職率(厚生労働省の 2018年度 雇用動向調査)は 平成14年以降 14~17% です。
一見 保育士の離職率は 高くないように 思えます。
ただ、全国統計では 宿泊業、飲食サービス業30.0%の離職率であり、年間 1,000万人以上の人が 宿泊業、飲食サービス業で退職し、国全体の平均離職率を高めていますので、単純な比較はできません。(参考: 常勤保育士の離職者は 年間 約32万人)
保育士試験 をパスし、幼児育成の志を抱いて 仕事に就いた過程を考えると やはり 保育士の定着率は よくないように思えます。
幼児保育の現場での 離職の原因は、下記であると指摘されます。
1. 労働環境の悪さ (旧式の管理体制に加え、学級崩壊の 低年齢化も進んでいます。)
2. 労働条件、特に給与の低さ
3. 高い教養が評価されない。 知的向上心が育たない(インテリジェンス産業でなく、労働サービス業)職務体質
上記の3点は 子供英語教室の現状に 非常によく似ていると思いますし、
実際、当社の英会話講師に応募する、子供英語教室の 英語教師から 面接の際 上記のような話を頻繁に耳にします。
幼児英語教室の先生が 面接の際に話す 主要キーワード:
低い給与、残業手当なし、使い捨て体質、現場に理解のない上司、On the job トレーニングと称される 雑務の山
「あの英語教室では もう働けません!」 と 涙目で 面接時に 語られた時は さすがに引いてしまいましたが、
多くの未就学児の英語授業を預かる 同業他社の MyPace English (MPE) にとっても関心が高い問題であります。
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幼児英会話 市場の現状をざっくり
一般的な 子供英語教室の 講師の労働条件の悪さ。 恐らくこれは 改善されません。
* 朝日新聞 Digital 2019年1月20日 掲載の記事: 「ヤマハ英語教室の女性講師が労組結成 待遇改善求める」 に 記されたような ムーブメントが活発化すれば 多少の改善は 見込まれるかも知れません。 ただ、労働組合が 人の生活を豊かにする時代では もう来ないと思います。
一般的に 幼児向け 習い事・教室は 1. 遊び保育型 と 2. 予備校ジュニア 型に 2極化 しています。
そして 日本の 幼児英語教室の 大半は 1. 遊び保育型です。
幼児英語を含む 1. 遊び保育型 のプログラムは 格安志向のご家庭に選ばれます。 予算に非常にシビアな層です。 この市場セグメントを 狙う 遊び保育型の幼児英語教室は 収益性が低く、従業員の給与も底値のまま。 質の追求が出来ず 量に依存し雑務が増える の 悪循環 スパイラルから抜けられません。
備考: 一般的な 幼児教室の講師の時給は MPE の半分程度であることも 少なくありません。
関連記事: 英会話講師の時給・給与事情(東京編)
その反対に 2. 予備校ジュニア 型 は 受験低年齢化 に沿った内容。 ご父兄様は 相応の対価を支払うので 良い幼児向け教師が 良い給与で 雇うことが出来ます。
出産率減少、市場規模が収縮する現在、教育の二極化・格差の拡大・浸食 を止める事は 誰にも出来ないと思います。
加速する 収入格差、教育格差の 流れは 今までの常識を一変するほど パワフルです。
これから 英会話教育に携わりたいと 考える皆さま。
勝ち組、負け組、どちらに 自分は属すべきか? 自問自答してみましょう。
あなたの 純粋な 英語を教えたい という願望を 利用する 英語教室はたくさんあります。
託児所 と同質の 幼児英語教室。 フィリピン人と同給与の スカイプ先生… 先は 見えません。
真剣に考える必要があると思います。
MPE の方向性 – 英語知育の具象化 に向けて
MPE の受講者さまの多くは お医者様、経営者様なので、知的で 豊かなご家庭の子供たちが 中心です。
MPE で英語を学ぶ子供の多くは 2. 予備校ジュニア 型 の教室に通い、英語のみ MPE で学ぶ。
或いは 平日は MPE でキッズ英会話。 週末は プリスクールの 幼児英語プログラムに 参加する 子供が多いようです。
現在の所 英語は 私立小学校の 受験科目では ないので、詰め込み型教育の需要はありません。
MPE の 幼児英会話 個人レッスンは リベラル・アーツ (人が持つ必要がある技芸の基本)のような 立ち位置にあるのではないかと 思います。
ただ 小学校で英語教育の義務化が始まり 子供たちの英語学習内容が、受験対策に近い形に変容する可能性もあります。
また、AI (Artificial Intelligence) の普及により 幼児英語学習の 意味合いや、手法が大きく変わる可能性もあります。
MPE の幼児英語に関する考え方は:
英語学習は ヒューリスティックな技芸、情緒豊かなコミュニケーション法であると思います。
机上論中心の 受験テクニックは 早期英語学習の本質を 歪めてしまう 可能性があると 考えます。
今 MPE が取り組んでいるのは 知育としての 幼児英会話の 具象化です。
お詫び: 知育 に関しては、ハーバート・スペンサー(Herbert Spencer、1820~1903)と 福沢諭吉まで、
遡らないと 語れないので、また改めて記します。 すみません。
もちろん、週1回60分の 個人レッスンで、理想とする知育を具現化することは 不可能です。
ただ、ぶれないベクトル を掲げないと、時代の潮流に流されてしまう。
子供たちに 私たちの世代に 教えたいこと、引き継いでほしいこと。
それを 明確にしなければ、子供たちだって 潮流に流されてしまう。
そう思うんです。
内容を密にすると、子供たちの集中力がついてこない…
など 問題は 山積みですが、思考錯誤を繰り返すつもりです。
もし、幼児に英語を教える仕事に興味があって、遊び保育型の英語教室では得られない 深い知識と、
レベルの高い経験 に ご関心のある方は ぜひ、英会話講師にご応募ください。
ただ、MPE では 子供英会話と、成人英会話を分けるという考え方がないので、
オールマイティに成長したい気持ち、チャレンジ・スピリットも ここでは 大切です。
幼児英会話には 紆余曲折もありますが、意見や 考えをどんどん言ってくれる頼もしい方なら
なおさら 歓迎です。
子供たちに 私たちの英知を ほんの少しでも分け与えることができたら。
そういう 想いで 子供英会話に取り組んでいます。
MyPace English(マイペース・イングリッシュ): 英会話講師になって 英語を教えましょう!
MPE は登録制の 英会話 家庭教師。 東京・東京近郊で 英会話 個人レッスンを展開しています。 翻訳・通訳のノウハウを取り入れた 論理的で深みのある プログラムは 他の英会話スクールには真似できないもの。 お医者様や 経営者、そのご家族が多い 知的で豊かな 仕事環境。 好待遇、高時給を用意して お待ちいたします。 通年の募集・求人だから 今すぐ 応募!
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